このページでは、私がご支援

させていただいている

仕事に対する考えを

書かせて頂いております。

少し長いのですが、

是非、ご一読ください。

１⃣　必要と感じた経営者支援

私がコンサルティングを

始めたばかりのころに

担当した企業で発生した 

労働問題を対応した時のお話です。

その企業は、当時、社員数

4名程度の小さな会社で

就業規則がありませんでした。

法律上は、就業規則を作成する

必要がありませんでしたが

周囲の会社でトラブルが続発

していたため早めに対策を

しておきたいとの意向でした。  

問題なく就業規則を作成し

無事に社員への周知も終わり

これから運用しようとした

矢先に社員から未払い残業

の請求が来ました。

当然、社長としては

未払い残業？

どうすればいいの？

と不安に感じていました。

その会社は、顧問弁護士も

知り合いの弁護士もいません。

また、私以外に従業員との

トラブルについて相談が

できる人もいません。

結果としては、話し合い

のうえ、うまく処理が

できましたが

心のどこかで

「自分の会社は、これまで問題もなかったし

　変な社員もいないから大丈夫！」

と考えていた社長は

とてもショックを受けて

おられました。

その時に

自分の中の悩みや苦しみ

つらい姿を社員や周囲の人に

見せられない

経営者の不安と孤独を抱えた姿

を目の当たりにしました。

それまでは、経営者とは強い

立場であると考えていましたが

この経験を通して

従業員は法律で守られているが

経営者を守ってくれるものが

何もないと強く感じるようになりました。

そして、その弱い立場である

経営者を支援することが

会社だけではなく、真面目に働く社員を守る

ことにも繋がるのではないか

と考えるようになりました。

2⃣うまくいかない企業支援

経営者の不安感と孤独感を

肌で感じたものの

経験が浅かった私は具体的に

どのように経営者に接すれば

よいのかわかりませんでした

そのため、うまく対応ができず

最初の２年程は、契約の

解約が続いていました。

お客様は

「五十嵐さんはよく

やってくれている」

「五十嵐さんに不満が

あるわけではない」

と言ってくれますが

やはり、私の力が不足していた

からに他ならないと思います。

何がダメなのかを試行錯誤し

接触頻度が多いほうが良い

と聞けば

お客様に会いに行って

ニーズをお聞きするなどを

していました。

お客様との接触頻度を増やした

ことで解約率が若干低下

しましたが

やはり解約は一定数

起きていました。

ニーズも拾っているはずだし

訪問頻度も少なくないはず

なのになぜなんだろう？

と本当に悩みました。

そして、ある日

自分に足りないものに

気付きました。

それは、お客様視点です。

当たり前の話なのですが

当時の自分は、解約を

減らしたい

という自分の思いだけで

動いていました。

それが、結果にでていた

のだと思います。  

そこで

自分がお客様だったら

悩みや心配事があるから電話を

しているので、

「できるだけ早く解決をしたい！」

「この何とも言えない不安感を早く失くしたい！」

と思うのではないか

と考えました。

そして、一つの

行動変化として

お客様からの電話に

すぐに対応できるように

時間を作りました。

たとえすぐに電話に出られなくても

できるだけ短時間で折り

返せるように心がけました。

その結果として

解約率が一気に下がり 

コンサルティング会社

を退職するまでの４年間で

１社という解約件数になりました。

また、お客様からは

「五十嵐さんは対応が早い」

「すぐに電話にでてもらえる

　ので助かる」

「人柄も誠実で専門性が高い」

といったお声を頂けるようになりました。

このことから、

トラブルが起きると

経営者の中に不安感と焦り

がでてくると感じ

その不安感を少しでも早く

取り除き解決をすることが

お客様に喜んで頂けること

と考えるようになりました。

また、不思議なことに顧問先で

大きな労働問題が起きなくなったり、

問題社員がでてきても、あっさりと

退職したりと企業運営がスムーズに

いくようになっていました。

３⃣事例に応じた解決策をご提案

社員とのトラブルを

対応するにあたり

一律に解決方法を

提示することは

難しい所があります。

なぜなら、相手は人間

だからです。

会社がどのような指導

を行い

就業規則にどのように記載され

ているのかを確認するのは

もちろんのこと

相手の考えや特徴、言動を踏ま

えて対策を立てる必要があります。

時間をかけずに解決をしたい！

という経営者のお気持ち

はよくわかるのですが、

焦ってはトラブルが大きくなる

恐れがあります。

経営者の不安感を少しでも早く

取り除くために

早期の解決を目指し

事例に応じたトラブルの

解決と防止策

をご提案できるよう

日々、トラブル対応の

研究を行っています。

よろしければ、

プロフィールもご覧ください。